不眠症
不眠症は、なかなか眠れない・夜中に何度も目が覚める・早朝に目が覚めてしまうなど、 睡眠の質や量に問題が生じ、日中の生活に支障をきたす状態です。 睡眠の悩みは適切な治療で改善できます。
不眠症とは
不眠症は、睡眠の問題が1ヶ月以上続き、日中の倦怠感・集中力低下・気分の落ち込みなど、 生活の質に影響を及ぼしている状態を指します。 不眠は様々な原因によって引き起こされますが、うつ病や不安障害などの精神疾患と 合併することも多く、注意が必要です。
不眠の種類
- 入眠障害:布団に入ってもなかなか眠れない(寝つきが悪い)
- 中途覚醒:夜中に何度も目が覚めてしまう
- 早朝覚醒:予定より早く目が覚め、その後眠れない
- 熟眠障害:眠った気がしない、ぐっすり眠れない
主な原因
- 心理的ストレス(仕事・人間関係・生活上の悩みなど)
- うつ病・不安障害などの精神疾患
- 生活習慣の乱れ(不規則な睡眠リズム・カフェインの過剰摂取など)
- 身体的疾患(痛み・頻尿・呼吸器疾患など)
- 加齢による睡眠の変化
- 薬の副作用
治療方法
不眠症の治療には、まず原因を特定することが重要です。生活習慣の改善(睡眠衛生指導)に加え、 認知行動療法(不眠に対するCBT-I)が効果的とされています。
薬物療法では、依存性の低い睡眠薬(オレキシン受容体拮抗薬・メラトニン受容体作動薬など)を 使用することが増えています。治療の目標は「薬なしで眠れるようになること」ですが、 まずは十分な睡眠をとることから始めましょう。