うつ病
うつ病は、強い悲しみや絶望感、意欲の低下、睡眠障害など、こころとからだに様々な症状が現れる疾患です。 誰でもかかる可能性があり、適切な治療によって回復できます。 「気のせい」「怠けている」などと思わず、専門医にご相談ください。
うつ病とは
うつ病は、脳内の神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリンなど)のバランスが崩れることで起こる疾患です。 意志や性格の問題ではなく、れっきとした病気です。日本では約100人に6〜7人が生涯でうつ病を経験するとされています。 放置すると症状が悪化することもあるため、早期の治療が重要です。
主な症状
こころの症状
- 気分が落ち込み、何をしても楽しくない
- 何もする気力がわかない、やる気が出ない
- 自分を責めてしまう、自己嫌悪感が強い
- 集中力・判断力の低下
- 死にたいという気持ちが生じることがある
からだの症状
- 睡眠障害(眠れない、早朝に目が覚める、眠りすぎる)
- 食欲の変化(食欲低下または増加)
- 疲れやすい、体がだるい
- 頭痛・肩こり・腹痛などの身体症状
- 動作・思考のスピードが遅くなる
治療方法
うつ病の治療は、大きく「薬物療法」「精神療法(心理療法)」「休養」の3つが中心となります。 抗うつ薬による薬物療法は、脳内の神経伝達物質のバランスを整えることで症状を改善します。 症状の程度に応じて、カウンセリング(認知行動療法など)を組み合わせることもあります。 また、十分な休養をとることも回復の重要な要素です。
治療には時間がかかることもありますが、焦らずに取り組むことが大切です。 症状が改善しても自己判断で薬を中断せず、担当医と相談しながら治療を進めてください。